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◎ヘナとは
 ヘナは、ヘンナとも言います。英語で書くとHennaです。
インドの言葉では
Mehendi(メヘンディ)と言います。
日本語では『ミソハギ』、『指甲花』、『マツクレナイノキ』などと
呼ばれている木です。独特の香りがあります。
種をまいてから
1.5~3mくらいまで伸びます。
種ができた後、地面から
10cmくらい残して枝葉を切って、
葉っぱの部分を使うことが多いです。
残った切り株からは又芽が出てきて、同じ木で
60年から100年も繰り返し使えます。
地面がとても乾燥した砂漠に育ちますが、水はやはり必要です。
水やりさえ一生懸命やれば、とても丈夫に育ちます。

 

北アフリカ、インド、パキスタン、ネパール、スリランカ、
中国南部など広く自生している低木です。
昔からヘナの葉は殺菌効果や体温を下げる効果があることが知られており、
アーユルヴェーダでも皮膚病予防、止血、おでき、やけど、打撲症、
防腐剤、皮膚炎等との薬剤として使われていました。

結婚式やおめでたい行事の時、ヘナのペーストを使い、手や足、
顔等にヘナアートが施されます。
インドをはじめ熱帯地方や砂漠地帯の女性が体にヘナアートをするのは、
ファッションや宗教的な理由もあります。

 

最近の欧米や日本では染毛効果、トリートメント効果が注目されています。

ヘナにはたくさんの種類はありませんが、ヘナがとれる時期(季節)、
水、土壌の性質の違いで、色が濃く染まる粉になるかどうか決まってきます。

 

ヘナの木(切り株から芽が出てきたところ)

大きくなったヘナの木

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